ZEISS Batis 2/40 CFに感動した
フルサイズ、スタート。
SONY a7IIIに乗り換えて1本目レンズに選んだのは
"ZEISS Batis 2/40 CF" です。かっこいい。a7は縦グリ必須。
カメラを撮るカメラが欲しい。
実家に帰って暇なときに試してまわりましたワ。
綺麗な被写体がそこまでなかった上に適正露出とかいうのを一回忘れてレタッチしたので見づらかったらすみません。
いつも通り、「作例のようななにか」だと思って流し見してください。
なにか
序盤は綺麗なやつから。
ヌケ感半端じゃない。
駐車場に付いてる番号札は冬期の雪捨てによって埋もれ、雪解けと共にこうしてボロボロになって発掘される。かわいそうに。
意識高い皿と食料の撮り方みたいじゃないですか?(?)
木が朽ちすぎてあと少しで鉄線を維持できなくなるぞこれ。
F2.8でもバッキバキですわね。はしごの右のほうに血飛沫がついてて怖い。
ペンキだろうけど。
第一印象は汚い。第二印象は「ちょっと汚い」。
どこか画になると思ったら画にならなかった。だけど、レンズの解像感のお陰でなんか好き。
壁面に映るゴミ捨て籠の影が良かったっていう写真。
最近流行りの~なんでしたっけ、オレンジとブルーで明暗出すカラーなんちゃら。
壁面に視線誘導するために籠の彩度を落としています。
標識が地面に埋まっています。中学生の頃は倒れてただけなので約10年で5cmくらい埋まりました。標識が埋まっていく写真はレアなんじゃ?
奥の暗さへの階調が素晴らしい。階段につもる埃も手すりの錆も質感がすごい。
手すりにのみ光が当たっているからこそのムードだと思う。
スナップ帰りに車通りの少ない路で遊んでる親子がいたので収めました。
APS-Cモード、すなわち60mmとして撮ったような気が。
画素が減っても質感と解像感は健在でフルサイズの恩恵を受けています。
最後に
よくレンズのレビューで「空気感を切り取る」って表現が用いられているのを見かけるけど、Batis40はまさにそれ。
ほぼ開放だけどピント付近は全然ゆるくならないし、それ以外は煩くない程度に滑らかなボケを出してくれる。
a7IIIならISOも12800までなら許容できるので手持ちで夜景もイケます。
単焦点であるにも関わらず物撮りから景色まで一通りこなせる画角と近接性能があるこのレンズを中心にシステムを組んでいくことになりそうです。
最後にボケ感と玉ボケの感じを載せて終わりにします。おつ!